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弁護士ポータルサイトの効果的な活用法とは?

公開日:2024/01/15
更新日:2024/07/01
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「ポータルサイトが集客にどう役立つのかよくわからない」

「弁護士におすすめのポータルサイトを教えてほしい」

ポータルサイトは、Web集客を進めるための有効な手段といえます。

しかし、ポータルサイトの仕組みやメリットや注意点がイメージできず、利用を踏みとどまっている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、弁護士ポータルサイトの種類や選び方などを詳しく解説します。

弁護士・法律事務所の集客におすすめのポータルサイトもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次

ポータルサイトとは?一定の情報がまとまっているサイトのこと

ポータルサイトとは、一定の情報がまとまっているサイトのことです。

インターネット上で知りたい情報にアクセスする際の、「入口」の役割を果たします。

ポータルサイトでおおまかな情報を入手し、リンクをクリックすれば、目的のページに遷移することが可能です。

たとえば、Yahoo! JAPANなどの検索エンジンもポータルサイトのひとつに分類されます。

弁護士を探せるポータルサイトの種類|総合型と特化型の違い

弁護士を探せるポータルサイトは、大きく分けて総合型ポータルサイトと特化型ポータルサイトの2種類があります。

それぞれに異なる特徴があるので、詳しく見ていきましょう。

総合型ポータルサイト|幅広い分野の法律トラブルを取り扱っている

総合型ポータルサイトは、特定の分野に限らず幅広い分野の法律トラブルを取り扱っている点が特徴です。

掲載する分野を絞っていないので、弁護士の登録数や訪問者数が多い傾向にあります。

なお、総合型ポータルサイトへの掲載費用は、特化型に比べて安価に抑えられるケースが一般的です。

特化型ポータルサイト|特定の法律トラブルに注力している

特化型ポータルサイトは、特定の法律トラブルに注力している点が特徴です。

たとえば、離婚・交通事故・労働問題・債権回収などの分野ごとにサイトが独立しています。

弁護士からすれば得意分野の案件を中心に受注でき、顧客からすれば自身の悩みを解決してくれそうな弁護士を効率よく探せるため、双方に大きなメリットがあります。

弁護士・法律事務所におすすめの総合型ポータルサイト3選

ここからは、弁護士・法律事務所におすすめの総合型ポータルサイトを紹介します。

1.あなたの弁護士

「あなたの弁護士」は、リスクゼロで始められる総合型ポータルサイトです。

2ヵ月間無料で自事務所の情報を掲載できるトライアルプランが実施されているため、まずは試しにポータルサイトを利用してみたいという方には特におすすめです

「あなたの弁護士」には、法律相談のQ&Aや法律に関するコラムも多数掲載されており、現に法的トラブルを抱えて悩んでいる顧客を集客しやすい点も特徴といえるでしょう

弁護士に相談する際の注意点や具体的な相談方法などもわかりやすくまとめられているため、手続きの面で顧客が不便を感じたり、依頼を断念したりする心配もいりません。

運営会社株式会社アシロ
サービス名あなたの弁護士
月間流入数30万人以上
掲載費用要問い合わせ(2ヵ月間の無料トライアル期間あり)
サポート体制原稿の作成・修正 など
公式URLhttps://yourbengo.jp/

2.弁護士ドットコム

弁護士ドットコムは、日本最大級の弁護士検索ポータルサイトです。

弁護士を検索できる機能だけでなく、無料で弁護士に質問できる「みんなの法律相談」など、法律トラブルの解決を支援するさまざまなコンテンツを展開している点が特徴として挙げられます。

登録弁護士数は日本の弁護士の約半数にあたる2万人超、月間利用者は約1,000万人、累計法律相談数は100万件以上です。

弁護士ドットコムには、弁護士の情報を効率よくアピールし、受任につなげられる仕組みが整っています。

Web集客を検討している場合は、まず選択肢に入れておくべきポータルサイトといえるでしょう。

運営会社弁護士ドットコム株式会社
サービス名弁護士ドットコム
月間流入数986万人(2024年第2四半期時点)
掲載費用月額2万円~(無料掲載も可能)
サポート体制地域専任担当者による効果的な掲載方法の提案 など
公式URLhttps://www.bengo4.com/

3.ココナラ法律相談

ココナラ法律相談は、スキルマーケット「ココナラ」が運営する弁護士検索ポータルサイトです。

ココナラの会員数は300万以上を誇るため、業界最大級の集客母数を対象に自事務所のPRができます。

ココナラ法律相談の特徴は、設定可能な分野・条件が細かく分かれている点でしょう。

15の大分野に対して約400の小分野が紐づいているため、自事務所の得意分野を狙った集客が可能です。

また、法律Q&Aや弁護士へのインタビューなどのコンテンツも充実しており、さまざまなアプローチで依頼を獲得できる仕組みが構築されています。

運営会社株式会社ココナラ
サービス名ココナラ法律相談
月間流入数2万件以上(2023年1月実績)
掲載費用月額3万円~(無料掲載も可能)
サポート体制問い合わせ数のモニタリングや満足度ヒアリングによる課題解決 など
公式URLhttps://legal.coconala.com/

弁護士・法律事務所におすすめの特化型ポータルサイト4選

次に、弁護士・法律事務所におすすめの特化型ポータルサイトを紹介します。

1.ベンナビシリーズ(旧弁護士ナビシリーズ)

ベンナビシリーズ(旧弁護士ナビシリーズ)は、株式会社アシロが運営する特化型ポータルサイトです。

離婚、相続、交通事故、刑事事件、労働問題、債権回収、債務整理、ITの8つの分野でポータルサイトが展開されています。

得意な分野を扱うサイトに自事務所の情報を掲載すれば、依頼意欲の高いユーザーからの問い合わせを集められます。

もちろん、掲載する分野はあとからでも柔軟に切り替えることが可能です。

また、ベンナビシリーズは、問い合わせ数が少ない事務所が優先的に表示されるアルゴリズムがある点も魅力のひとつといえます。これによって安定的に案件を獲得できるのです。

運営会社株式会社アシロ
サービス名ベンナビ(旧弁護士ナビ)
月間流入数300万人以上
掲載費用月額2万円~
サポート体制掲載原稿の作成、ヒートマップ分析による掲載文のブラッシュアップ など
公式URLhttps://asiro.co.jp/business/legal-media/

2.弁護士相談広場シリーズ

弁護士相談広場シリーズは、Webコンサルティング会社の株式会社アゴラが運営する特化型ポータルサイトです。

交通事故、相続、離婚、債務整理、刑事事件、残業代請求の6つの分野ごとにサイトが独立しています。

運営会社はWebサイトの構築・運用やSEO対策を得意としているため、効果的な集客に向けたサポートを受けられるでしょう。

運営会社株式会社アゴラ
サービス名弁護士相談広場
掲載費用要問い合わせ
公式URLhttps://agoora.co.jp/site/

3.弁護士ガイドシリーズ

弁護士ガイドシリーズは、株式会社ヒューワンズウェイが運営する特化型ポータルサイトです。

相続、離婚、不動産トラブル、残業代請求、誹謗中傷・ネット削除の5つの分野ごとにポータルサイトが存在します。

弁護士ガイドシリーズは、弁護士・法律事務所の一覧ページに表示される個々の掲載枠が比較的大きい点が特徴です。

ユーザーの目に留まるようなトピックをうまく盛り込めば、大きな集客効果を見込めるでしょう。

運営会社株式会社ヒューワンズウェイ
サービス名弁護士ガイド
掲載費用要問い合わせ
公式URLhttps://how-inc.co.jp/service/owned_media/

4.弁護士相談caféシリーズ

弁護士相談caféシリーズは、エファタ株式会社が運営する特化型ポータルサイトです。

交通事故、ネット誹謗中傷、遺産相続、債務整理、離婚、痴漢・盗撮、労働問題、企業顧問・企業法務の9つの分野ごとに独立したポータルサイトがあります。

弁護士相談caféシリーズの特徴は、企業顧問・企業法務に特化したサイトが存在する点です。

ほかのポータルサイトでは対応していないことも多いので、同分野を得意としている弁護士・法律事務所にとっては利用価値が高いといえるでしょう。

運営会社エファタ株式会社
サービス名弁護士相談café
掲載費用要問い合わせ
公式URLhttps://www.effata.co.jp/service

【弁護士向け】集客用のポータルサイトを選ぶ際の5つのポイント

ここからは、弁護士向けに集客用のポータルサイトを選ぶ際のポイントを解説します。

1.ポータルサイトの方向性と自分の集めたい顧客層が一致するか

まずは、ポータルサイトの方向性と自分の集めたい顧客層が一致しているかを確認しましょう。

たとえば、相続トラブルに悩む顧客をターゲットとするのであれば、相続分野の特化型ポータルサイトの利用がおすすめです。

総合型ポータルサイトやほかの分野を扱う特化型ポータルサイトを利用しても、想定していたような案件を受けることは難しいかもしれません。

そのため、得意分野がある場合や実績を増やしたい分野がある場合は、ポータルサイトの方向性をまずチェックするようにしてください。

2.現在もポータルサイトへのアクセスや相談件数が十分にあるか

集客用のポータルサイトを選ぶ際は、アクセス数や相談件数が十分にあるかどうかも重要な判断基準です。

そもそものアクセスや相談件数が少ないポータルサイトに登録しても、集客効果はほとんど期待できません。

ポータルサイトによっては古い実績を公表していることもありますが、決して曖昧にはせずに、直近の状況を運営会社に問い合わせてみることをおすすめします。

3.自分の得意分野や活動地域に競合となる弁護士がどれくらいいるか

自分の得意分野や活動地域に競合となる弁護士がどれくらいいるかも、ポータルサイトを選ぶ際のポイントといえるでしょう。

競合となる弁護士が多すぎると自身の事務所が目立たなくなり、問い合わせにつながりにくくなるおそれがあります。

掲載順はポータルサイトによってさまざまなルールがありますが、弁護士の数が多く、常に2ページ目以降に掲載されてしまうようであれば利用を避けたほうがよいかもしれません。

一方、ベンナビのように問い合わせ数が少ない事務所が優先標示されるようなポータルサイトもあります。

反対に、競合の弁護士が少なすぎる場合は、利用するユーザーも少ない可能性があります。

ポータルサイト自体の運営がうまくいっていないかもしれないので、たとえば人口数の多い地域を条件に弁護士を検索しているのに、数件しか掲載されていないサイトは注意が必要です。

4.出稿を検討している掲載先にサポート体制が整っているか

ポータルサイトを選ぶ際は、出稿を検討している掲載先にサポート体制が整っているかどうかも必ずチェックしておきましょう。

サポート体制が充実していなければ、集客につながる掲載文が書けずに思うような成果を得られないこともあります。

そのため、ポータルサイトに掲載する原稿は作成してもらえるのか、掲載後の効果検証はおこなってくれるのかなど、受けられるサポートの種類をしっかりと比較検討することが大切です。

5.掲載費用が適正でコストパフォーマンスが優れているか

ポータルサイトへの掲載費用とコストパフォーマンスの高さに着目しておくことも、ポータルサイト選びに欠かせないポイントといえます。

掲載費用はポータルサイトによって異なるため、まずは予算内に収まるかどうかが重要です。

安ければ月2万円程度で済みますが、高いと10万円近くなるケースもあります。

ただし、受けられるサービスもさまざまなので、価格だけを見て判断しないようにしてください。

利用者数が多く、サポート体制も充実している場合などはコストパフォーマンスに優れている可能性があるため、ある程度の掲載費用なら支払う価値があるかもしれません。

プロフィール程度であれば無料で掲載できるポータルサイトもあるので、試しに利用してみるのもよいでしょう。
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弁護士の集客にベンナビシリーズをおすすめする3つの理由

弁護士の集客に役立つポータルサイトは複数ありますが、なかでもベンナビシリーズが特におすすめです。

ここでは、ベンナビシリーズを利用するメリットを詳しく見ていきましょう。

1.SEO対策やWeb広告により常に一定のアクセスが期待できるから

ベンナビシリーズを利用するメリットは、SEO対策やWeb広告により常に一定のアクセスが期待できる点です。

ベンナビシリーズは、ハイレベルなWebマーケティング施策を強みとしており、たとえば、以下のような施策をおこなうことで安定的なアクセスを実現しています。

  • 検索エンジンへのWeb広告の出稿
  • 検索サイトの上位表示を目指すSEO対策の実施
  • 各事務所の表示順位を入れ替えて露出均等化を図るアルゴリズムの構築
  • 一部地域におけるテレビCMの放映

実際にベンナビシリーズは月間数百万人の利用実績があり、アクセス数の面では業界トップクラスといえます。

2.専門チームが原稿作成からフォローまで一貫して対応してくれるから

専門チームが原稿作成からフォローまで一貫して対応してくれることも、ベンナビシリーズを利用するメリットといえるでしょう。

得意分野や積極的に取り組みたい案件、取扱実績などを伝えれば、その情報をもとにして原稿案を作成してもらえるので、あとは最終的なチェックをおこなうだけで済みます。

そのため、はじめてポータルサイトを利用する場合や原稿を作成する時間がない場合でも、スムーズに掲載をスタートすることができるはずです。

掲載後も、詳細ページへの遷移率や問い合わせ率などの分析結果に基づいて、掲載内容の改善点をアドバイスしてもらえます。

また、他事務所の成功事例など、依頼の獲得に役立つ情報を積極的に提供してもらえる点も魅力といえるでしょう。

3.月額2万円~の定額制でリーズナブルに掲載することができるから

ベンナビシリーズであれば、比較的リーズナブルに自事務所の情報を掲載することが可能です。

月額料金はプランによっても異なりますが、安く済ませたいのであれば2万円からでも申込みできます。

予算や希望する掲載内容に応じてオーダーメイドの提案をしてもらうこともできるので、気になる方はぜひ一度無料相談を受けてみてください。
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弁護士向けポータルサイトに関するよくある質問

最後に、弁護士向けポータルサイトに関するよくある質問を紹介します。

同様の疑問を抱えている方は参考にしてみてください。

Q.どのような弁護士がポータルサイトを利用するべきなのか?

たとえば、以下のような悩みを抱えている弁護士は、ポータルサイトの利用を前向きに検討してみるとよいでしょう。

  • 開業したばかりで集客の強化を急いでいる
  • 新規の依頼数が伸び悩んでいる
  • リスティング広告などを使っているが、受任につながっていない
  • ほかのネット広告を使っているが、相談がこない

すでに多くの利用者がいるポータルサイトを利用すれば、低予算かつ手軽にWeb集客を始めることができます

特に開業直後の場合は、自事務所のサイトを立ち上げるのもひとつの方法ですが、ポータルサイトへの掲載を優先したほうが効率よく依頼を獲得できるかもしれません。

Q.弁護士がポータルサイトを利用するメリットは?

弁護士がポータルサイトを利用するメリットには、以下のような点が挙げられます。

  • 自力でのアプローチが難しい層の顧客を獲得できる
  • 集客面を心配することなく本業に集中できる
  • 個別に広告を出すよりも費用を抑えられる
  • 特化型ポータルサイトを利用すれば得意分野の依頼を受けやすくなる

ポータルサイトを利用すれば、ネームバリューに関係なく、自事務所の存在を知ってもらえる可能性があります。

そのため、自力ではアプローチしきれない顧客層から案件を獲得できるケースも決して珍しくありません。

また、基本的には情報を掲載しておくだけで問い合わせがくるので、集客の手間や余計な広報費をかける必要がなくなります

特化型ポータルをうまく活用すれば、狙った分野に関する問い合わせを効率よく集めることもできます。

得意分野がある場合や実績を増やしたい分野がある場合は、大きなメリットに感じられるはずです。

Q.弁護士がポータルサイトに出稿するときには何に気をつけるべきか?

弁護士がポータルサイトに出稿する際は、以下の点に注意しておきましょう。

  • 掲載期間は半年または1年契約が基本
  • 無料掲載では思うような成果を得られない可能性がある
  • 雑多な問い合わせが増えることもある

ポータルサイトにもよりますが、掲載期間は半年または1年単位で契約するのが基本です。

そのため、契約を更新するかどうかは、費用対効果を振り返りながら慎重に判断するようにしてください。

また、ポータルサイトの中には、自事務所の情報を無料で掲載できるケースがありますが、大きな成果は期待できません

多くの場合、記載内容に制限がかけられているので、問い合わせにはつながりにくいといえます。

ポータルサイトを利用することで、愚痴に近いような雑多な問い合わせが増えることもあるでしょう。

依頼に発展しない問い合わせへの対応に追われ、業務に支障が生じてしまう可能性もゼロではありません。

さいごに|まずはベンナビシリーズの資料請求をしてみよう

Web集客を検討している弁護士にとって、ポータルサイトは積極的に取り入れるべき手段のひとつといえるでしょう。

実績が少ない場合や開業したてで知名度が低い場合でも、ポータルサイトをうまく活用すれば、問い合わせの数を大きく増やせる可能性があります。

弁護士が集客できるポータルサイトは複数ありますが、なかでもベンナビシリーズが特におすすめです。

ベンナビシリーズは特化型ポータルサイトなので、得意分野に関する問い合わせを効率的に集められるほか、月額料金も2万円からと比較的リーズナブルに利用できます。

ベンナビシリーズを使ったWeb集客に少しでも興味がある場合は、公式サイトから気軽に資料請求をしてみてください

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【参考】
口コミを増加させる仕組み|集客アップに直結する秘策! | Webマーケティングの壱万円顧問
Web集客のやり方のコツとは?戦略の立て方や最新事例・トレンド、費用対効果を解説|Nobilistaブログ
弁護士・法律事務所向けポータルサイトの選び方ガイド | 弁護士集客サポーター

この記事の調査・編集者
アシロ編集部
本記事は法律相談ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。※法律相談ナビに掲載される記事は、必ずしも弁護士が執筆したものではありません。本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。