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弁護士の集客術6選|増え続ける弁護士の中で生き残るには?

公開日:2022/08/18
更新日:2024/07/04
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ご自身なりに工夫しても顧客獲得がうまくいかず、集客に頭を悩ませる弁護士は少なくないでしょう。

集客で悩む弁護士が増えた要因として、弁護士数の増加と、インターネット検索の普及により弁護士の比較が行いやすくなったという背景が挙げられます。

実際に、法曹人口調査や日弁連の調査によると、弁護士登録数はここ10年間で約1.4倍まで跳ね上がっており、インターネット検索は弁護士を探す方法の主流になってきているようです(参照:弁護白書 2020年版法曹人口調査報告書 3 弁護士へのアクセスに関する市民の意識)。

「事務所の認知度を上げていきたい」
「紹介案件だけでなく新規顧客を獲得していきたい」
「毎月、安定した集客数を獲得したい」

上記のような目標を掲げ、様々な集客方法を検討している方もいるかもしれません。

インターネット普及以前から認識されている集客方法として、「紹介による集客」「チラシによる集客」「交通広告による集客」があげられます。慣習から、上記の方法をメインに活動する弁護士は多いはずです。

しかし、集客が難しくなってきた現代だからこそ、インターネット検索による集客方法の概要を把握して他の弁護士との差別化をはかるべきでしょう。
現状に沿った集客の知識を得ることで、弁護士としての活躍の幅が大きく広がる可能性もあります。

本記事では、インターネットを用いた弁護士向けの集客方法についてWEBの専門的な知識を交えて解説します。この記事を参考にして、効果的な集客へと繋げてください。

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今すぐできる!弁護士にオススメの集客方法6選

この項目では、弁護士の集客におすすめの集客方法を以下の6つに分けて紹介します。

紹介する集客方法はどれもWEB(インターネット)を介しており、現代のニーズに合致しています。

また、おすすめする基準として、集客方法として広く認識されていること・弁護士という職業に合致した手段であること・弁護士として活躍の幅を広げられる可能性があることを考慮しています。

  • ホームページの利用
  • ブログの利用
  • SNSの利用
  • オンライン広告の利用
  • 動画サイトの利用
  • ポータルサイトの利用

それでは、1つずつ見ていきましょう。

①ホームページ

ホームページによる集客は、yahoo!やGoogleなどの検索エンジンから新規顧客の獲得が可能です。

ホームページを集客に利用するメリットは、広告費がかからずに開設できる点でしょう。

しかし、いくらホームページのデザインや見栄えにこだわったとしても、顧客の目に触れる機会がなければ意味がありません。
検索結果の上位に表示されるための「SEO対策」を打ち、戦略をもって運用することがおすすめです。

「SEO対策」とは?

「SEO対策」とは、検索結果での上位表示を狙い、サイトコンテンツの充実化を図る以下のような施策のことを指します。

  • 検索キーワードの選定(読者が検索エンジンで入力すると予想される語句を選ぶ)
  • 記事内タグの設定(記事を分類する)
  • モバイルファースト(スマホ対応にする)
  • 被リンクの獲得(自分のサイト以外からリンクを繋がれる) など

しかし、SEO対策はすぐに効果が出るわけではなく少しずつ試行錯誤をしながら検索順位を上げていく必要があるため、時間や手間をかけながら根気強く続けることが必要です。

メリット広告費がかからない
デメリットホームページの上位表示に長期的な対策が必要
具体的なアクション自作する(html・css・PHPに理解がある場合)
サーバー・ドメインを契約してWordPressで作成する
無料・有料ホームページソフトを活用する
ホームページ製作会社に依頼する

WordPress(ワードプレス)とは、無料で使用できるホームページ管理システムです。テンプレートが用意されているため、初心者でも簡単にホームページやブログを作成できます。

参考:WordPress.com_ 高速、安全に管理されている WordPress ホスティング

②ブログ

ブログとは、日記形式のホームページのことをいいます。

ブログに日々の業務や法律コンテンツを掲載することで、法律問題を抱える読者との繋がりを構築できる可能性があります。

なお、ブログの中で法律相談ばかりを促すのではなく、弁護士と読み手側との繋がり構築を意識する点が重要です。
日常的な出来事や役に立つ法律知識など、読み手にとって親しみやすい内容を記載するとよいでしょう。弁護士としてどのような人物であるかが伝わり、読者が安心感を持って依頼できるようになるはずです。

ブログはホームページと異なり、専門的な知識を掲載するツールとしては向いていません。

専門的な法律知識や解決実績、弁護士費用等の項目は、ブログと並行しホームページ内の別コンテンツとして掲載することでホームページ内のコンテンツ充実にも繋がります。

ブログ集客のメリットとして、更新のしやすさや取り組みやすさが挙げられます。
一方、弁護士報酬や解決実績などの実務的な内容になると読者が離脱(ブログのページから離れること)する可能性があるため、ブログ単体での集客はそれほど効果が高くありません。

あくまでも、他の集客施策を補助するための役割であると考えましょう。

ブログでの集客を成功させるためにも、ホームページの集客方法と同様にSEO対策を織り込むことをおすすめします。

メリットWEBの知識がなくても始めやすい
アクセスを集めやすい
デメリット単体では受注に繋がりにくい
具体的なアクション無料のブログサービスの利用
WordPressの利用

③SNS

SNSを集客に利用することで、インターネットを通じた個人間の関係構築が期待できます。

主流なSNSとして、Twitter・Facebook・Instagramがあげられます。SNSを集客に利用するメリットは情報の拡散がされやすいという点や、コストを抑えて始められるという点が挙げられるでしょう。

しかし、一方で過激な発言や悪い口コミが拡散されやすいというデメリットも持ち合わせるため、運用には注意が必要です。
また、SNSによっては利用者の年齢層にも違いがありますので、それぞれの特徴を理解したうえで適切なアプロ―チを取りましょう。

ここでは、3つのSNSを例に挙げながら利用するメリットやSNSを利用しての集客方法についてご紹介します。ぜひ、一番使用しやすいSNSを見つけてください。

Twitter

Twitterは、10~20代の若年層ユーザーが多いSNSです(参考:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省)。

Twitterを利用するメリットは、拡散力とリアルタイム性があること、中長期的なファンがつきやすいことが挙げられます。

Twitterにはリツイート機能があるため情報の拡散がされやすく、多くの人の目に留まる可能性が高くなります。
140文字までの短文投稿が行えるという気軽さもあり、端的にまとめた情報を定期体に発信することで「その情報を得たい」と考える中長期的なファン獲得にも有効です。

Instagram

Instagramは写真・動画の投稿に特化したSNSです。

Instagramは20〜30代の女性に人気を得ているため、この層をターゲットにしたい場合には有効でしょう(参考:Instagram for Business_ Instagramを使ったマーケティング _ Instagram for Business)。

Instagramを利用するメリットは利用者の絞り込みを行いやすいという点でしょう。
ハッシュタグを使用することで、ピンポイントに検索者を絞りこむことができます。

例えば、「#法律相談」というハッシュタグを設定し投稿をすると、そのキーワードに一致する投稿を見ることが可能です。

文章ではなく写真を面としたツールですので、相談室や相談風景のイメージ画像など、法律相談をイメージさせやすい画像を設定することがおすすめです。

Facebook

Facebookは、世界中にユーザーが存在するSNSです。

Facebook利用のメリットは、ビジネス層の利用者が多いこと、実名登録による信用性が高いことでしょう。

実名登録と顔写真の登録が必要ですので、安易な発言や投稿を避ける風潮も見られます。

20~40代の利用者であるビジネス層がクライアントと繋がるために利用している傾向がみられるため、相続や企業法務、債権回収といった企業案件の絡む情報の発信には適しているといえるでしょう。

(参考:令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

メリット情報を拡散しやすい
デメリット悪い口コミや炎上の可能性がある
具体的なアクション希望する層のユーザーが多いSNSに登録する

④オンライン広告

オンライン広告とは、オンライン、WEB上で出稿できる広告のことを指します。

オンライン広告には複数の種類がありますが、この項目では主流を占めているリスティング広告についてご説明します。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果に合わせて表示される、検索ページの上部に表示されるテキスト形式の広告を指します。

指定のキーワードで検索するとページの最上部に表示されるため、SEO対策を行い上位表示されたページよりも目にとまりやすく、集客に繋がりやすいというのは大きなメリットと言えるでしょう。

なお、リスティング広告は「クリック課金制」という、広告のクリック数に応じて費用が決まる料金形態をとっています。

クリックされなければ費用は発生しないため、最初は低予算での導入が可能です。

しかし、逆を言えばクリック数が多ければ多いほど費用は高騰し、広告費が利益を上回ってしまうという事態も考えられるため注意が必要です。

メリット競合を抑えて集客できる可能性がある
デメリットクリック数が多いと費用がかかる場合がある
具体的なアクションご自身でアカウントを開設する(例:Google広告
広告代理店に依頼する

⑤動画サイト

動画サイトによる集客方法も挙げられます。

総務省情報通信政策研究所の調査によると、YouTubeの利用者は全年代の85.2%と幅広い層への普及率を誇っています。

TikTokの利用者も 17.3%とYouTubeに次いでの普及率です。(参考:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

法律問題に関するよくある相談に関するアンサーを動画で作成することで、相談者の目にとまる可能性もあるかもしれません。
動画にご自身が出演する場合にはハードルが高いように感じられるかもしれませんが、弁護士としてのイメージアップやブランディングにおいて効果を発揮してくれるでしょう。

この項目では、普及率が高い動画サイトのYouTube、TikTokに焦点を当て、動画サイトを使用した集客方法を紹介します。

YouTube

YouTubeは全世界で月に20億人の以上が利用している大手動画サイトです。

現在、法律系YouTuberとして活躍されている弁護士も存在します(参考:弁護士youtuber – YouTube)。

身近に起こりやすい問題についてYouTubeで解説することで、ユーザーと信頼関係を作ることができるかもしれません。

また、YouTubeに広告を表示させることも一つの方法です。

YouTube広告は広告を表示させたいユーザー層を絞り込めることが大きな特徴です。

例えば、法律関連の動画を視聴しているユーザーを選定し、その層に向けて動画を発信するなどターゲティング能力に優れています。目的や用途に合わせ柔軟な運用が可能です。

動画広告フォーマットの概要

TikTok

TikTokは、15秒~1分の短い動画を投稿できることが特徴の短尺動画プラットフォームです。

2021年9月の時点で10憶人の利用者がいると発表されており、国内では利用者のほとんどが10代を占めています(参考:Thanks a billion! _ TikTok Newsroom)。

広告アカウントの登録は無料で行えるため、開設のハードルは低いと言えるでしょう。
しかし、利用者の年齢層に10代が多いこともあり、弁護士が求める顧客層とのミスマッチが起こる可能性があります。したがって、投稿する内容には工夫が必要でしょう。

長時間の動画投稿は行えないため、短い時間に収まるよう、軽微な法律知識をまとめた内容を投稿することがおすすめです。

また、YouTuberのように、身近な法律トラブル解説動画をTikTokであげる弁護士も存在します(参考:TikTokで「’弁護士’」を検索 _ TikTokで検索)。

解説動画だけでなく、弁護士の本音や日常を動画にすることでコアなファンを獲得できる可能性もあるでしょう。結果として知名度が上がり、集客につながるかもしれません。

メリット集客感を出さずに知名度をあげることができる
デメリット動画に馴染みがないと始めにくい
具体的なアクションご自身で動画を撮影する
動画編集会社・作成会社に依頼する

⑥ポータルサイト

ポータルサイトで集客をはかることもおすすめの集客方法です。

弁護士ポータルサイトとは、複数の弁護士事務所の詳細が掲載されており、ユーザーは弁護士事務所の特徴や強み・注力分野などの情報から依頼する弁護士を選択します。

ポータルサイトはSEOの強化をしているため、検索上位に表示される機会が多い傾向にあります。

すでに一定のアクセス数があるポータルサイトに登録することで、以下のような場合でも集客を見込める可能性が高くなるでしょう。

  • 「SEO対策は時間がかかるし効果が分かりにくい…」と感じている方
  • 「開業したてで認知度が低い…」とお悩みの方

ポータルサイトは案件の分野ごとに集客できたり、アプローチしきれない層を集客できたりします。

一方で、ポータルサイトには多くの弁護士事務所が掲載されているため、必ずしもご自身の情報を見てもらえるわけではありません。

ベンナビ


累計法律相談件数が70万件を突破しているベンナビシリーズは、分野特化型サイトでは業界最大手のポータルサイトと言えるでしょう。

また、雑多な相談の流入を防ぎ受任角度の高い相談者を集客するため、雑多な相談を防ぐため2重のフィルタリングを行っていることが大きな特徴です。

LINEアカウントの開設がされているため、より幅広い層に向けてアプローチできるはずです。

URL:https://asiro.co.jp/lp05/
運営会社:株式会社アシロ

メリット効果的な集客を一任できる
認知度が低くても集客できる
受任角度の高い相談者と繋がれる
デメリット情報を閲覧してもらえない可能性がある
具体的なアクションポータルサイトへの登録(参考:ベンナビシリーズ

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インターネット集客のメリットとデメリット

この項目では、WEB集客を利用するうえでのメリット・デメリットについて説明します。WEB集客を導入する際の検討材料としてください。

インターネット集客のメリット

WEB集客を利用するうえでのメリットとしては下記が挙げられます。

  • 弁護士としてのブランディングを図れる
  • 新規開拓に繋がる
  • 時間効率が上がる

それでは、上から1つずつ見ていきましょう。

弁護士としてのブランディングを図れる

人は自分にとって有益であるかどうかを約3秒で判断すると言われています。

そのため、ホームページや集客ページに記載する情報に「その事務所ならでは」の強みを打ち出すことで、他の事務所との差別化を図れるということはメリットの1つであると言えるでしょう。

「この先生はこの分野が得意なのだな」「この先生に依頼すれば解決に向かいそうだな」という印象を持ってもらうことで、問い合わせや集客に繋がる可能性が高くなります。

新規開拓に繋がる

インターネット集客のメリットの2つ目は、従来の紹介案件などでは流入しづらかった層からの集客を見込めるという点です。

インターネット検索で情報取集する割合が増加していることからも、適切なSEO施策や広告を打ち出すことで「今困っている人」に届きやすく、新規顧客からの問い合わせに繋がる可能性が高まります。

時間効率が上がる

最後のメリットは、時間効率が上がるという点です。

インターネットは広い範囲に情報を発信できるため、地域は絞らずに、全国に向けての集客も可能になります。

これまで遠方での知名度を上げるには、セミナーへの登壇やマスメディアへの出演など、時間のかかる方法が主流でした。
しかし、現在ではオンライン化も進み、拠点を変えずに全国の方とコンタクトをとることができるようになったため、時間の効率化をはかりながら集客を行えるようになってきています。

インターネット集客のデメリット

WEB集客を利用するうえでのデメリットについて見ていきましょう。

集客時の客層を選べない

顧客の年齢層や人柄なども含め、客層を選べないことはインターネット集客におけるデメリットの一つと言えるでしょう。

不特定多数に向けた集客を行っているぶん、狙いから外れた層の流入がみられることは珍しくありません。

しかし、この点はインターネット広告に限ったデメリットではないため、それぞれの事務所に適した対応策を決め、実践していくことが重要です。

広告費用が掛かる

広告費用がかかることもデメリットと言えるでしょう。

事務所を開設したばかりで初めて経営に携わった方や、初めての広告出稿を検討している方にとってはリスクと感じる方もいらっしゃるでしょう。

この場合は各広告の費用を算出し、月単位、年単位で発生する広告費はいくらなのか、相見積もりを取ることをおすすめします。
費用に対する効果なども踏まえながら、事務所や経営方針に適した方法で運用に踏み出しましょう。

掲載内容によってはトラブル発生の可能性がある

顧客とのトラブルが発生するリスクもデメリットと言えるでしょう。

上述したように、顧客層を選べないということは相談内容や深刻さも選べないということになります。

もともと弁護士が介入できる事件ではなかった場合でも、相談者との間で望まぬトラブルに見舞われる可能性が考えられます。

弁護士がWEB以外で集客する方法4つ

この項目では、いわゆるオフライン広告と呼ばれるインターネットを介さない広告について4つ紹介します。

方法ごとに、使用するうえでのメリット・デメリットも紹介します。

セミナー

セミナーの開催を通した集客方法は、弁護士の中でも認知度が高いのではないでしょうか。

セミナーでは1名の講師から複数人に向けて発信できるため、対面で情報を発信する法律相談会よりも効率的であると言えるでしょう。

また、有益な法律知識を提供し「情報の提供者」と「聴衆」になることで、信頼関係を築きやすくなるメリットも挙げられます。
しかし、セミナーへの参加者を集めるには集客代行サービスを活用やSNSでの呼びかけが必要となりますので、開催までにかかるコストを踏まえ、検討することをおすすめします。

チラシ

チラシ広告を投函して集客する方法もあります。

こうしたチラシ広告は、ポスティングや新聞折込を定期的に行うことで、徐々に対象の認知度を高められる可能性があります。

しかし、チラシ広告はあまりにも頻度が高すぎると「仕事がなさそう」「集客に必死」と、イメージダウンにつながる恐れがあるため、実施の頻度や間隔には注意しましょう。

「月に1回」「三カ月に1回」など、ルールを決めて定期的に行うことがおすすめです。

交通広告

交通広告も集客方法の一つです。

交通広告とは、タクシーや電車など移動に使う交通機関へ広告出向をすることをいいます。

しかし、費用が高額になることも多く「広告費の割に集客が見込めなかった…」という状況に陥ることもあるので注意が必要です。

ラジオ

ラジオを使用した広告も挙げられます。

ラジオは音声のみの配信となるので、言葉だけでどれだけユーザーに印象を残せるか、という点が肝になるでしょう。

また、普段馴染みのない法律トラブルや法律相談について、ユーザーにどれだけ想像させられるのか、という点にも重きを置いて配信内容を作成することが重要です。

弁護士によくある集客が失敗する理由4つ

「思ったように集客に結びつかなかったら…」「広告費に対して集客が追い付かなかったら…」

弁護士の集客を考えたとき、こういった悩みを持たれる方も少なくありません。

この項目では、集客が失敗する理由について4つ紹介します。

集客に向けこれから動き出される方、従来の集客方法を変えたいと思われている方も、集客が失敗する理由やパターンを知り、今後の計画や改善に役立ててください。

競合である弁護士が多すぎるから

冒頭でお伝えしたように、弁護士数は年々増え続けている状態です。

その中で従来の集客方法に依存していては、ほかの競合事務所や弁護士たちに埋もれ、経営悪化や事務所存続の危機などもっと大きな問題と向き合うことになるかもしれません。

顧客から認知されていないから

そもそも顧客からの認知されていないということも理由として挙げられます。

認知を高める方法としては、まず、インターネットやチラシ広告などを通し、自分の存在や情報の発信することがおすすめです。

競合との差別化が失敗しているから

3つ目に、競合との差別化が失敗しているといることが挙げられます。

しかし、差別化を図ると言っても一体どこで競合事務所との区別をつけるべきかお悩みの方もいるかもしれません。

  • 事務所のブランドイメージ
    (例:親しみやすい/地域密着型/高級感/開設からの実績・歴史がある など)
  • 顧客へのサービス内容
    (例:全国出張に対応/オンライン相談に対応/夜間の相談が可能 など)

例としては上記のようなものが挙げられます。

弁護士に相談するというイメージを上手く作れていないから

「法曹人口調査報告書」では、「弁護士への依頼にためらいを感じている」と回答した割合は方の割合は3割弱いるという結果になりました。

依頼をためらう背景には、弁護士には近寄りがたいというイメージを持っているという回答が見られます。

そういった中で、どれだけ親近感、信頼感を勝ち取れるかという点が重要になってきます。「この先生に相談したい」と思われることがポイントです。

まとめ

弁護士が集客する方法は、以下のように多岐に渡ります。

WEBで集客する方法WEB以外で集客する方法
  • ホームページの利用
  • ブログの利用
  • SNSの利用
  • オンライン広告の利用
  • 動画サイトの利用
  • ポータルサイトの利用
  • セミナー
  • チラシ
  • 交通広告
  • ラジオ

もしも、いま集客方法を変えたい・今までと異なる結果を出したいと思っているのであれば、WEB広告へ踏み出すことをおすすめします。

インターネット検索を通して弁護士の比較が行われるようになったことからも、まずは検索結果上に表示されるポータルサイトなどを利用すると良いかもしれません。

従来の方法にとらわれず、新しい集客方法にチャレンジしましょう。

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【参考】
オウンドメディアで集客を成功させるには?4つの鉄板集客方法も紹介 | WEB集客コンサルなら東京拠点・全国対応の吉和の森
オンライン集客方法23選|売上拡大させるコツを解説|ビジネスaumo
SEOで集客ができる理由とは?リスティング広告との違いやメリットデメリット | SEO支援のブランディングワークス
検索結果の上位化(SEOの効果)には、どのくらい期間・時間が必要?|SEOホームページ
士業向け:Web集客の方法13選。ホームページやブログ、SEO対策など。 | 士業Web集客チャンネル

この記事の調査・編集者
加藤
入社後、カスタマーサクセス(顧客サポート専門部署)にて法律事務所のサポート業務に従事。現在は法律分野を始めとするコンテンツSEOの執筆に携わる。