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弁護士の集客方法10選【2026年最新比較】失敗する共通点と受任率を高める戦略

公開日:2022/08/18
更新日:2026/03/19
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集客に頭を悩ませる弁護士は、年々増えています。

背景にあるのは、弁護士数の増加とインターネット検索の普及です。
実際に、弁護士登録数はここ10年間で約1.4倍まで跳ね上がっており、インターネット検索は弁護士を探す方法の主流になってきています(参照:弁護白書 2020年版)。

「紹介だけでなく新規顧客を獲得したい」「毎月、安定した件数を取りたい」と考えているなら、インターネット集客の知識を持つことが、他の弁護士との差別化につながります。

本記事では、WEBの専門知識を交えながら、弁護士向けの集客方法を体系的に解説します。

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目次

「やっているのに取れない」弁護士が陥る、集客失敗の3つの共通点

集客がうまくいかない弁護士に共通するパターンの多くは、以下の3つに絞られます。

①「認知」と「選ばれる理由」を混同している

ホームページを作り、SNSを更新し、広告も出している。それでも問い合わせが来ない、という場合の原因のほとんどがこれです。
認知を得ることと、数ある弁護士の中で「この先生に頼みたい」と思わせることは、まったく別の話です。

弁護士の専門分野や実績を並べるだけでは、相談者は選べません。
「自分のケースをどう解決してくれるのか」が見えて初めて、問い合わせに至ります。

②競合との差別化が抽象的すぎる

「親身に対応します」「経験豊富です」といった表現は、ほぼすべての事務所が使っています。

差別化として機能するのは、解決実績の件数・金額、解決事例といった、数値や具体的な事実です。
「離婚・財産分与で〇件以上の実績」「累計相続相談300件超・数千万円~10億円超の実績あり」のような形で打ち出せるかどうかが、集客の分かれ目になっています。

③問い合わせが来ても「受任率」を意識していない

集客の話をすると、多くの弁護士が問い合わせ数ばかりを気にします。
しかし問い合わせが月20件来ても受任が1件では、集客投資は回収できません。

「集客=問い合わせを増やすこと」と捉えている限り、費用対効果は改善しません。
問い合わせは「入口」に過ぎず、受任につながって初めて投資が回収できます。

受任率を左右するのは、主に2つの要因です。

1つ目はレスポンス速度。相談者は複数の事務所に同時に問い合わせていることが多く、最初に返答した事務所が有利になります。問い合わせから24時間以上返答がなければ、相談者は他の事務所に流れます。

2つ目は初回面談の質。初回無料相談は、相談者が「この先生に任せてみようか」と判断する場でもあります。
法的な説明を詳しくすることよりも、「このケースではこういう方針が考えられる。費用の目安はこの範囲」と具体的に示せるかどうかが、依頼につながるかどうかの分かれ目になります。

集客施策を強化する前に、まずこの2点を整えることが先決です。具体的な改善方法については、後半の「受任に変える問い合わせ対応」の章で詳しく解説します。

【2026年最新】Web集客手法のメリット・デメリット比較

手法を選ぶ前に、各手法の特性を正確に把握しておくことが必要です。

以下の表は、多忙な弁護士が最も気にすべき「運用工数(手間)」「向いているフェーズ」を軸に整理しました。
各手法の詳細なコストや効果については、後述の個別セクションをご確認ください。

手法運用工数(手間)向いているフェーズ
ホームページ(SEO)安定集客期
ポータルサイト(ベンナビなど)
サポートに一任可
開業直後〜成長期
リスティング広告案件特需時・キャンペーン
YouTube中長期の認知拡大
ショート動画(TikTok/Reels)ブランディング補助
SNS(X/Facebook)認知補助・紹介促進
MEO(Googleビジネスプロフィール)小〜中開業直後から全期間
LINE公式アカウント問い合わせ導線の補完
紹介・口コミの仕組み化全期間(特に安定期)
ウェビナー・オンラインセミナー企業法務・相続分野

開業直後に「すぐ案件を取りたい」ならポータルサイト一択に近い判断になります。

一方、3年・5年と事務所を育てていく視点では、ホームページのSEO対策が中心になります。
この2つを「どう組み合わせるか」が、弁護士集客の核心です。

弁護士にオススメのWeb集客方法10選

この項目では、弁護士の集客におすすめの手法を10選紹介します。

紹介する集客方法はどれもWEB(インターネット)を介しており、現代のニーズに合致しています。

また、おすすめする基準として、集客方法として広く認識されていること・弁護士という職業に合致した手段であること・弁護士として活躍の幅を広げられる可能性があることを考慮しています。

  • ホームページの利用
  • ブログの利用
  • SNS・ショート動画の利用
  • オンライン広告(リスティング)の利用
  • 動画サイト(YouTube)の利用
  • ポータルサイトの利用
  • MEO(Googleビジネスプロフィール)の活用
  • LINE公式アカウントの活用
  • 紹介・口コミの仕組み化
  • ウェビナー・オンラインセミナーの開催

それでは、1つずつ見ていきましょう。

①ホームページ

ホームページによる集客は、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンから新規顧客の獲得が可能です。

ホームページを集客に利用するメリットは、広告費がかからずに開設できる点でしょう。

しかし、いくらホームページのデザインや見栄えにこだわったとしても、顧客の目に触れる機会がなければ意味がありません。検索結果の上位に表示されるための「SEO対策」を打ち、戦略をもって運用することが重要です。

スマホ検索が全体の7割以上を占める現在、モバイル表示の速度と見やすさは検索順位に直結します。PCで綺麗に見えても、スマホで読みにくければ離脱率が上がり、順位が下がります。

弁護士ホームページに必ず載せるべき5つのコンテンツ

ホームページを作っても「問い合わせが来ない」と感じている事務所の多くは、載せるべき情報が不足しているか、相談者の視点で書かれていないことが原因です。

以下の5つは、集客効果を持たせるために必須のコンテンツです。

① 注力分野と解決実績

「何が得意か」を明確にすることが、選ばれる理由につながります。「離婚・財産分与で〇件以上の実績」「残業代請求の解決額累計〇〇万円超」のように、数値と分野を組み合わせることで、競合との具体的な差別化が可能になります。

② 弁護士のプロフィール(人となりが伝わるもの)

顔写真・経歴だけでなく、「なぜ弁護士を目指したか」「どんな姿勢で依頼者と向き合うか」を加えると、相談者が「この先生に話してみたい」と思うきっかけになります。

③ 解決事例

具体的なケース(例:「婚姻期間8年の離婚案件で、財産分与として〇〇万円を獲得した事例」)を掲載すると、「自分のケースも解決できそう」という安心感を与えられます。

④ 費用の目安

「費用が不透明で相談しにくい」という声は非常に多い。着手金・成功報酬の目安を示すだけで、問い合わせへのハードルが大きく下がります。「まずはご相談ください」だけでは機会損失につながりやすいです。

⑤ 問い合わせ導線の整備

「電話」「メールフォーム」「LINEで相談」の3つを揃え、ページのどこからでも簡単に問い合わせできるよう設計してください。スマホからでもワンタップで電話できるボタンを設置することも有効です。

「SEO対策」とは?

「SEO対策」とは、検索結果での上位表示を狙い、サイトコンテンツの充実化を図る施策のことです。

具体的には、以下のような取り組みが含まれます。

  • 検索キーワードの選定(相談者が実際に入力しそうな語句を選ぶ)
  • 記事内タグの設定(記事を分類・整理する)
  • モバイルファースト対応(スマホで快適に閲覧できる設計にする)
  • 被リンクの獲得(他サイトから自分のサイトへリンクを張ってもらう)

ただし、SEO対策はすぐに効果が出るわけではなく、根気強く続けることが必要です。

キーワード選定のポイント

弁護士ホームページのSEOで失敗しやすいのが、競争率の高すぎるキーワードばかりを狙うことです。

たとえば「弁護士」「離婚 弁護士」のような一般的なワードは、大手ポータルサイトや有名事務所が上位を独占しており、新規ホームページが割り込むのは現実的ではありません。

代わりに有効なのが、「地名 + 分野 + 悩み」の組み合わせです。

競争率が高い現実的に狙えるキーワード例
離婚 弁護士離婚 弁護士 新宿 費用
相続 相談相続放棄 手続き 横浜
残業代 請求未払い残業代 計算方法 大阪
コンテンツSEOとは

「コンテンツSEO」とは、相談者が知りたい情報を記事として発信し続けることで、サイト全体の評価を高めていく手法です。

たとえば「養育費の相場はいくら?」「退職後でも残業代は請求できる?」といった、相談前に相談者が抱く疑問に答えるコンテンツを蓄積することで、検索流入が増えていきます。

1本の記事で上位表示を狙うより、20〜50本の専門コンテンツが積み上がった状態が、集客としての最終形です。ホームページとブログを組み合わせる構成が有効です。

制作費用と期間の目安

ホームページの制作方法は大きく4つあり、費用感と難易度がそれぞれ異なります。

制作方法費用感難易度向いているケース
自作(HTML/CSS)ほぼ無料Web知識がある場合のみ
WordPressで自作月1,000〜3,000円程度(サーバー・ドメイン代)時間をかけて学べる場合
無料・有料HPサービス(Wix・Jimdoなど)月1,000〜5,000円程度まず試してみたい場合
ホームページ制作会社に依頼30万〜200万円以上(初期費用)低(発注側)本格集客を目指す場合

制作会社に依頼する場合の注意点として、「SEOに強い制作会社かどうか」を必ず確認してください。デザインだけ優れていても、SEOの設計が甘ければ集客には結びつきません。見積もり時に「納品後のSEO対応や記事制作サポートがあるか」を確認することをおすすめします。

効果が出るまでの期間感については、SEO対策を開始してから検索順位が安定するまでに一般的に6ヶ月〜1年程度かかると想定してください。開業直後にホームページだけに頼ると、この期間の集客が空白になるリスクがあります。そのため、ポータルサイトと並行して育てていく戦略が現実的です。

WordPressが選ばれる理由

WordPress(ワードプレス)とは、無料で使用できるホームページ管理システム(CMS)です。テンプレートが豊富に用意されているため、初心者でもホームページやブログを比較的簡単に作成できます。

制作会社に依頼する場合でも、WordPressで構築してもらうと後から自分でコンテンツを追加・修正できるという大きなメリットがあります。コンテンツSEOを継続的に実施していくうえで、WordPressは最もスタンダードな選択肢といえます。

メリット広告費がかからない
デメリットホームページの上位表示に長期的な対策が必要
具体的なアクション自作する(html・css・PHPに理解がある場合)
サーバー・ドメインを契約してWordPressで作成する
無料・有料ホームページソフトを活用する
ホームページ製作会社に依頼する

ホームページは、育てるほど集客力が増す「資産」です。

すぐに成果を求めるのではなく、まずは土台をつくることから始めましょう。

特に開業直後はポータルサイトで問い合わせを確保しながら、並行してホームページのSEOを積み上げていく——この順番が、集客投資を無駄にしない最短ルートです。

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②ブログ

ブログとは、日記形式のホームページのことをいいます。

ブログに日々の業務や法律コンテンツを掲載することで、法律問題を抱える読者との繋がりを構築できる可能性があります。

なお、ブログの中で法律相談ばかりを促すのではなく、弁護士と読み手側との繋がり構築を意識する点が重要です。
日常的な出来事や役に立つ法律知識など、読み手にとって親しみやすい内容を記載するとよいでしょう。
弁護士としてどのような人物であるかが伝わり、読者が安心感を持って依頼できるようになるはずです。

ブログはホームページと異なり、専門的な知識を掲載するツールとしては向いていません。

専門的な法律知識や解決実績、弁護士費用等の項目は、ブログと並行しホームページ内の別コンテンツとして掲載することでホームページ内のコンテンツ充実にも繋がります。

ブログ集客のメリットとして、更新のしやすさや取り組みやすさが挙げられます。
一方、弁護士報酬や解決実績などの実務的な内容になると読者が離脱する可能性があるため、ブログ単体での集客はそれほど効果が高くありません。
あくまでも、他の集客施策を補助するための役割
であると考えましょう。

ブログでの集客を成功させるためにも、ホームページの集客方法と同様にSEO対策を織り込むことをおすすめします。

メリットWEBの知識がなくても始めやすい
アクセスを集めやすい
デメリット単体では受注に繋がりにくい
具体的なアクション無料のブログサービスの利用
WordPressの利用

③SNS・ショート動画

SNSを集客に利用することで、インターネットを通じた個人間の関係構築が期待できます。

主流なSNSとして、X(旧Twitter)・Facebook・Instagramがあげられます。
SNSを集客に利用するメリットは情報の拡散がされやすいという点や、コストを抑えて始められるという点が挙げられるでしょう。

しかし、一方で過激な発言や悪い口コミが拡散されやすいというデメリットも持ち合わせるため、運用には注意が必要です。
また、SNSによっては利用者の年齢層にも違いがありますので、それぞれの特徴を理解したうえで適切なアプロ―チを取りましょう。

2026年現在、30〜40代でも「まずショート動画で概要を把握し、気になったら詳しく調べる」というパターンが定着してきました。
各SNSの特性に合わせた使い方が重要です。

X(旧Twitter)

X(旧Twitter)は、拡散力とリアルタイム性に優れたSNSです。

法律知識を短くまとめた投稿は「保存・引用」されやすい傾向があります。
端的にまとめた情報を定期的に発信することで、中長期的なファン獲得にも有効です。

ただし炎上リスクも高いため、発信内容は慎重に選ぶ必要があります。

Instagram

Instagramは写真・動画の投稿に特化したSNSです。

Instagramは20〜30代の女性に人気を得ているため、この層をターゲットにしたい場合には有効でしょう(参考:Instagram for Business_ Instagramを使ったマーケティング _ Instagram for Business)。

ハッシュタグを使用することで、ピンポイントに検索者を絞りこむことができます。
女性が相談者の多い家事事件(離婚・DV・養育費)分野では、柔らかいトーンの投稿と相性がよい場合があります。

Facebook

Facebookは、世界中にユーザーが存在するSNSです。

Facebook利用のメリットは、ビジネス層の利用者が多いこと、実名登録による信用性が高いことでしょう。

20~40代の利用者であるビジネス層がクライアントと繋がるために利用している傾向がみられるため、相続や企業法務、債権回収といった企業案件の絡む情報の発信には適しているといえるでしょう。

(参考:令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

TikTok / Instagramリール(ショート動画)

TikTokやInstagramリールは、15〜60秒のショート動画を投稿できることが特徴の短尺動画プラットフォームです。

「知らないと損する法律トリビア」「弁護士が本音で答える」といった切り口で、弁護士という職業への心理的ハードルを下げる効果が出やすくなっています。顔出しに抵抗がなければ、取り組む価値があります。

解説動画だけでなく、弁護士の本音や日常を動画にすることでコアなファンを獲得できる可能性もあるでしょう。結果として知名度が上がり、集客につながるかもしれません。

メリット情報を拡散しやすい
集客感を出さずに知名度をあげることができる
デメリット悪い口コミや炎上の可能性がある
継続的な投稿が必要で運用工数がかかる
具体的なアクション希望する層のユーザーが多いSNSに登録する

④オンライン広告

オンライン広告とは、オンライン、WEB上で出稿できる広告のことを指します。

オンライン広告には複数の種類がありますが、この項目では主流を占めているリスティング広告についてご説明します。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果に合わせて表示される、検索ページの上部に表示されるテキスト形式の広告を指します。

指定のキーワードで検索するとページの最上部に表示されるため、SEO対策を行い上位表示されたページよりも目にとまりやすく、集客に繋がりやすいというのは大きなメリットと言えるでしょう。

なお、リスティング広告は「クリック課金制」という、広告のクリック数に応じて費用が決まる料金形態をとっています。

「弁護士 借金 相談」「離婚 弁護士 費用」のような競争率の高いキーワードでは、1クリック500〜2,000円を超えることがあります。
クリックされなければ費用は発生しないため最初は低予算での導入が可能ですが、逆を言えばクリック数が多ければ多いほど費用は高騰し、広告費が利益を上回ってしまうという事態も考えられるため注意が必要です。

広告代理店に運用を委託する場合も、「クリック数」ではなく「問い合わせ件数」と「受任件数」で成果を確認する習慣をつけてください。

メリット競合を抑えて集客できる可能性がある
デメリットクリック数が多いと費用がかかる場合がある
配信を止めると即座に流入がゼロになる
具体的なアクションご自身でアカウントを開設する(例:Google広告
広告代理店に依頼する

⑤動画サイト(YouTube)

動画サイトによる集客方法も挙げられます。

公的な利用動向調査においても、YouTubeの利用率は全年代で極めて高い水準にあり、
もはや単なる娯楽サイトではなく、日常的な「検索インフラ」としての地位を確立しています。

法律問題に関するよくある相談に関するアンサーを動画で作成することで、相談者の目にとまる可能性もあるかもしれません。
動画にご自身が出演する場合にはハードルが高いように感じられるかもしれませんが、弁護士としてのイメージアップやブランディングにおいて効果を発揮してくれるでしょう。

YouTubeは全世界で月に20億人以上が利用している大手動画サイトです。

現在、法律系YouTuberとして活躍されている弁護士も存在します。

長尺の解説動画は専門性を示すのに有効ですが、制作コストが高い点がネックです。
最初はショート動画(YouTube Shorts)から始めて、反応を見ながら長尺に移行するという流れが現実的です。

視聴者との信頼関係を作るには、「具体的な疑問への明確な回答」が有効です。
「解雇通知が来たら、最初にやること」「親の借金、子どもは払う必要があるか」のような、視聴者が実際に知りたいテーマを選んでください。

また、YouTubeに広告を表示させることも一つの方法です。
YouTube広告は広告を表示させたいユーザー層を絞り込めることが大きな特徴です。

動画広告フォーマットの概要

メリット集客感を出さずに知名度をあげることができる
動画が資産として残り、長期的に再生され続ける
デメリット撮影・編集に時間と費用がかかる
動画に馴染みがないと始めにくい
具体的なアクションご自身で動画を撮影する(まずYouTube Shortsから始めるのがおすすめ)
動画編集会社・作成会社に依頼する

⑥ポータルサイト

ポータルサイトで集客をはかることもおすすめの集客方法です。

弁護士ポータルサイトとは、複数の弁護士事務所の詳細が掲載されており、ユーザーは弁護士事務所の特徴や強み・注力分野などの情報から依頼する弁護士を選択します。

ポータルサイトはSEOの強化をしているため、検索上位に表示される機会が多い傾向にあります。

すでに一定のアクセス数があるポータルサイトに登録することで、以下のような場合でも集客を見込める可能性が高くなるでしょう。

  • 「SEO対策は時間がかかるし効果が分かりにくい…」と感じている方
  • 「開業したてで認知度が低い…」とお悩みの方

ポータルサイトは案件の分野ごとに集客できたり、アプローチしきれない層を集客できたりします。

ポータルサイトを経由して来た相談者は、すでに弁護士に相談しようと決意していることが多く、他の流入経路に比べて受任率が高い傾向があります。

一方で、ポータルサイトには多くの弁護士事務所が掲載されているため、必ずしもご自身の情報を見てもらえるわけではありません。

ベンナビ

ベンナビ

累計サイト訪問数が約3億人※を突破しているベンナビシリーズは、分野特化型サイトでは業界最大手のポータルサイトと言えるでしょう。
※ベンナビシリーズ全媒体の集計データ(2026年3月時点)

また、雑多な相談の流入を防ぎ受任角度の高い相談者を集客するため、2重のフィルタリングを行っていることが大きな特徴です。

LINEアカウントの開設がされているため、より幅広い層に向けてアプローチできるはずです。

URL:https://lawyer.asiro.co.jp/
運営会社:株式会社アシロ

メリット効果的な集客を一任できる
認知度が低くても集客できる
受任角度の高い相談者と繋がれる
掲載後の運用サポートが手厚い
デメリット情報を閲覧してもらえない可能性がある
具体的なアクションポータルサイトへの登録(参考:ベンナビシリーズ

⑦MEO(Googleビジネスプロフィール)

「弁護士 新宿」「離婚相談 渋谷」のようにスマホで検索したとき、地図と一緒に3〜4件の事務所が表示される枠がMEOです。

Googleビジネスプロフィールへの登録は無料です。それにもかかわらず、対策している事務所はまだ少ない。
開業直後から取り組める、費用対効果の高い手法のひとつです。

プロフィールに事務所の写真・受付時間・電話番号・口コミを充実させることで、スマホユーザーがその場で電話をかけてくれるケースが増えます。「弁護士 + 地名」という地域キーワードで上位表示されるため、近隣エリアの案件獲得に直結します。
地域密着型の事務所には特に優先度の高い施策です。

向いている事務所地域密着型・個人事務所・開業直後
費用感登録無料(写真撮影・口コミ対応の工数のみ)
注意点口コミ管理が必要。低評価への丁寧な返信が信頼性に直結する

⑧LINE公式アカウント

「問い合わせフォームは敷居が高い」「電話はかけにくい」という相談者層は、思った以上に多い。

LINEであれば、スマホのホーム画面から日常的に使っているアプリで気軽に連絡できます。
特に20〜40代の相談者にとって、LINEは電話よりも動きやすいチャネルです。

単なる問い合わせ窓口としてだけでなく、相談者へのリマインド送信(「面談の〇日前です」)や、既存依頼者への情報配信にも使えます。

費用は月1,000〜5,000円程度のプランが中心で、ほぼすべての集客チャネルと組み合わせられます。
ホームページ・ポータルサイト・SNSのどこかに「LINEで相談」のボタンを置くだけで、問い合わせ数が増える事務所は少なくありません。

メリット相談者の問い合わせハードルを下げられる
既存の集客チャネルすべてと組み合わせやすい
デメリットメッセージ数が増えると月額費用が上がる
具体的なアクションLINE公式アカウントを開設し、ホームページとポータルサイトの問い合わせボタンにLINEを追加する

⑨紹介・口コミの仕組み化

「紹介は運任せ」と考えている弁護士が多いですが、意図的に増やせる余地があります。

解決後の依頼者に「同じような悩みを持つ知人がいれば、お声がけいただけますか」と一言添えるだけで、紹介が発生する確率は変わります。
伝える側が何をすればいいか分からないまま終わることが、紹介が生まれない主な原因です。

Googleビジネスプロフィールへの口コミ投稿を依頼するのも同じ発想です。
「よろしければ、こちらから投稿できます」とURLを添えて案内するだけで、口コミ数は増えます。
口コミが増えるとMEOの順位が上がり、新規の検索流入も増える。紹介とWeb集客が連動する構造です。

メリット広告費ゼロで受任確度の高い相談者と繋がれる
MEOとの相乗効果が生まれる
デメリット対応品質が前提のため、即効性はない
具体的なアクション案件解決後に口コミ投稿URLを案内する
紹介の声がけトークを決めておく

⑩ウェビナー・オンラインセミナー

Zoomなどを使ったオンラインセミナーは、地域を問わず参加者を集められる点でオフラインセミナーの弱点を補います。

相続・企業法務・労働問題など、「問題が起きる前から対策を考えたい」という層に特に有効です。
テーマを絞った60〜90分のウェビナーで、参加者との間に「一度話したことがある先生」という関係性が生まれます。

この関係性は問い合わせハードルを大きく下げます。セミナー後に個別相談の枠を設けるだけで、受任率は高くなります。

録画したウェビナーをYouTubeやSNSで二次配信すれば、1回の開催で複数チャネルへのコンテンツ配信が可能です。

向いている分野相続・企業法務・労働問題・不動産トラブル
費用感Zoom有料プラン月2,000〜3,000円程度+告知コスト
注意点集客(告知)のための別の施策が必要。SNSやメルマガとの組み合わせが前提
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インターネット集客のメリットとデメリット

この項目では、WEB集客を利用するうえでのメリット・デメリットについて説明します。
WEB集客を導入する際の検討材料としてください。

インターネット集客のメリット

WEB集客を利用するうえでのメリットとしては下記が挙げられます。

  • 弁護士としてのブランディングを図れる
  • 新規開拓に繋がる
  • 時間効率が上がる

それでは、上から1つずつ見ていきましょう。

弁護士としてのブランディングを図れる

人は自分にとって有益であるかどうかを約3秒で判断すると言われています。

そのため、ホームページや集客ページに記載する情報に「その事務所ならでは」の強みを打ち出すことで、他の事務所との差別化を図れるということはメリットの1つであると言えるでしょう。

「この先生はこの分野が得意なのだな」「この先生に依頼すれば解決に向かいそうだな」という印象を持ってもらうことで、問い合わせや集客に繋がる可能性が高くなります。

新規開拓に繋がる

インターネット集客のメリットの2つ目は、従来の紹介案件などでは流入しづらかった層からの集客を見込めるという点です。

インターネット検索で情報取集する割合が増加していることからも、適切なSEO施策や広告を打ち出すことで「今困っている人」に届きやすく、新規顧客からの問い合わせに繋がる可能性が高まります。

時間効率が上がる

最後のメリットは、時間効率が上がるという点です。

インターネットは広い範囲に情報を発信できるため、地域は絞らずに、全国に向けての集客も可能になります。

これまで遠方での知名度を上げるには、セミナーへの登壇やマスメディアへの出演など、時間のかかる方法が主流でした。
しかし、現在ではオンライン化も進み、拠点を変えずに全国の方とコンタクトをとることができるようになったため、時間の効率化をはかりながら集客を行えるようになってきています。

インターネット集客のデメリット

WEB集客を利用するうえでのデメリットについて見ていきましょう。

集客時の客層を選べない

顧客の年齢層や人柄なども含め、客層を選べないことはインターネット集客におけるデメリットの一つと言えるでしょう。

不特定多数に向けた集客を行っているぶん、狙いから外れた層の流入がみられることは珍しくありません。

しかし、この点はインターネット広告に限ったデメリットではないため、それぞれの事務所に適した対応策を決め、実践していくことが重要です。

広告費用が掛かる

広告費用がかかることもデメリットと言えるでしょう。

事務所を開設したばかりで初めて経営に携わった方や、初めての広告出稿を検討している方にとってはリスクと感じる方もいらっしゃるでしょう。

この場合は各広告の費用を算出し、月単位、年単位で発生する広告費はいくらなのか、相見積もりを取ることをおすすめします。
費用に対する効果なども踏まえながら、事務所や経営方針に適した方法で運用に踏み出しましょう。

掲載内容によってはトラブル発生の可能性がある

顧客とのトラブルが発生するリスクもデメリットと言えるでしょう。

上述したように、顧客層を選べないということは相談内容や深刻さも選べないということになります。

もともと弁護士が介入できる事件ではなかった場合でも、相談者との間で望まぬトラブルに見舞われる可能性が考えられます。

どちらか選ぶ必要はない。
ホームページとポータルサイト「黄金の使い分け」

ホームページとポータルサイトは、「どちらかを選ぶ」ものではありません。
役割が違うため、両方を使い分けることで集客の死角をなくせます。

ポータルサイトは「今すぐ相談したい」と思っているユーザーを捕捉します。
検索意図が顕在化した状態で来るため、問い合わせから受任までの距離が近い。

ホームページのSEOは「まだ弁護士に相談するか迷っている」ユーザーへアプローチします。
「離婚後の財産分与はどうなるのか」「残業代は本当に取り戻せるのか」といった疑問を持つ段階で接点を持ち、時間をかけて信頼を積み上げます。

比較軸ホームページ(SEO)ポータルサイト
ユーザーの検討段階情報収集〜検討初期相談先を探している段階
問い合わせまでの距離長い短い
掲載内容の自由度高い(完全に自分でコントロール)低い(サイトの形式に従う)
費用構造初期投資型(育ったら低コスト)継続課金型
SEO効果積み上がるポータル側のドメインに依存

実務上の目安として、開業0〜2年はポータルサイトで安定した問い合わせを確保しながら、ホームページのSEOを育てていく。
3年目以降はSEOからの流入が増えてきたタイミングでポータルサイトとの比率を調整する、という流れが現実的です。

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「相談だけで終わらせない」ために。
問い合わせを「受任」に変える即レスの技術

集客に力を入れても、問い合わせが来た後の対応次第で受任率は大きく変わります。
この点を無視して集客予算を増やしても、費用対効果は改善しません。

レスポンス速度が受任率を決める

相談者が弁護士に連絡を取る時、同時に複数の事務所に問い合わせていることが多い。
そのことを、まず前提として持つ必要があります。

問い合わせから24時間以上返答がなければ、相談者は他の事務所に移ります。
特にスマホから深夜や週末に連絡を取るケースが増えており、「翌営業日に折り返し」では手遅れになる場面が増えています。

LINEやメールフォームの自動返信は最低限の対策です。「内容を確認次第、〇時間以内にご連絡します」という具体的な返答時間を明示するだけで、相談者の離脱率が下がります。

電話対応を外部の法律事務所向け受付サービスに委託している事務所も増えています。
弁護士本人が在席していない時間帯でも、一次対応できる体制を作ることが受任率の底上げになります。

初回面談で「依頼したい」と思わせる

相談者にとっての不安解消の場であると同時に、弁護士にとっては「信頼を勝ち取り、サポートの第一歩を踏み出す場」でもあります。
この視点を大切にすることで、問い合わせを受任へと着実に繋げることができます。

相談者が初回面談で確認したいのは、「この先生は自分の状況を正確に理解しているか」「費用の見通しを具体的に示してくれるか」「安心して任せて大丈夫か」という3点です。

法律的な詳細解説も大切ですが、まずは相談者の状況を丁寧にヒアリングし、
「このケースではこのような解決方針が考えられます。費用の目安はこの範囲です」と具体的に提示することが、相談者の不安を払拭する最短ルートになります。

弁護士がWEB以外で集客する方法4つ

この項目では、いわゆるオフライン広告と呼ばれるインターネットを介さない広告について4つ紹介します。

方法ごとに、使用するうえでのメリット・デメリットも紹介します。

セミナー

セミナーの開催を通した集客方法は、弁護士の中でも認知度が高いのではないでしょうか。

セミナーでは1名の講師から複数人に向けて発信できるため、対面の法律相談会よりも効率的であると言えるでしょう。

また、有益な法律知識を提供し「情報の提供者」と「聴衆」になることで、信頼関係を築きやすくなるメリットも挙げられます。
しかし、セミナーへの参加者を集めるには集客代行サービスを活用やSNSでの呼びかけが必要となりますので、開催までにかかるコストを踏まえ、検討することをおすすめします。

チラシ

チラシ広告を投函して集客する方法もあります。

こうしたチラシ広告は、ポスティングや新聞折込を定期的に行うことで、徐々に対象の認知度を高められる可能性があります。

しかし、チラシ広告はあまりにも頻度が高すぎると「仕事がなさそう」「集客に必死」と、イメージダウンにつながる恐れがあるため、実施の頻度や間隔には注意しましょう。

「月に1回」「三カ月に1回」など、ルールを決めて定期的に行うことがおすすめです。

交通広告

交通広告も集客方法の一つです。

交通広告とは、タクシーや電車など移動に使う交通機関へ広告出向をすることをいいます。

しかし、費用が高額になることも多く「広告費の割に集客が見込めなかった…」という状況に陥ることもあるので注意が必要です。
「弁護士名 + 地名」での指名検索数の変化を指標にするなど、効果測定の仕組みを事前に決めておくことをおすすめします。

ラジオ

ラジオを使用した広告も挙げられます。

ラジオは音声のみの配信となるので、言葉だけでどれだけユーザーに印象を残せるか、という点が肝になるでしょう。

また、普段馴染みのない法律トラブルや法律相談について、ユーザーにどれだけ想像させられるのか、という点にも重きを置いて配信内容を作成することが重要です。
特に50〜60代層をターゲットにする相続案件では、リスニング習慣と相談者の年齢層が合致しやすい傾向があります。

弁護士によくある集客が失敗する理由4つ

「思ったように集客に結びつかなかったら…」「広告費に対して集客が追い付かなかったら…」

弁護士の集客を考えたとき、こういった悩みを持たれる方も少なくありません。

この項目では、集客が失敗する理由について4つ紹介します。

集客に向けこれから動き出される方、従来の集客方法を変えたいと思われている方も、集客が失敗する理由やパターンを知り、今後の計画や改善に役立ててください。

競合である弁護士が多すぎるから

冒頭でお伝えしたように、弁護士数は年々増え続けている状態です。

その中で従来の集客方法に依存していては、ほかの競合事務所や弁護士たちに埋もれ、経営悪化や事務所存続の危機などもっと大きな問題と向き合うことになるかもしれません。

顧客から認知されていないから

そもそも顧客からの認知されていないということも理由として挙げられます。

認知を高める方法としては、まず、インターネットやチラシ広告などを通し、自分の存在や情報を発信することがおすすめです。

競合との差別化が失敗しているから

3つ目に、競合との差別化が失敗しているといることが挙げられます。

しかし、差別化を図ると言っても一体どこで競合事務所との区別をつけるべきかお悩みの方もいるかもしれません。

  • 事務所のブランドイメージ
    (例:親しみやすい/地域密着型/高級感/開設からの実績・歴史がある など)
  • 顧客へのサービス内容
    (例:全国出張に対応/オンライン相談に対応/夜間の相談が可能 など)

例としては上記のようなものが挙げられます。

弁護士に相談するというイメージを上手く作れていないから

内閣官房が実施した「法曹人口調査」によると、「弁護士への依頼や相談にためらいを感じる」と回答した人は26.5%(約4人に1人)という結果が出ています。
(出典:法曹人口調査報告書(市民の意識調査)P.133参照|国立国会図書館WARP

依頼をためらう背景には、弁護士には近寄りがたいというイメージを持っているという回答が見られます。

そういった中で、どれだけ親近感、信頼感を勝ち取れるかという点が重要になってきます。「この先生に相談したい」と思われることがポイントです。

まとめ

弁護士が集客する方法は、以下のように多岐に渡ります。

WEBで集客する方法WEB以外で集客する方法
  • ホームページの利用
  • ブログの利用
  • SNS・ショート動画の利用
  • オンライン広告の利用
  • 動画サイトの利用
  • ポータルサイトの利用
  • MEOの活用
  • LINE公式アカウントの活用
  • 紹介・口コミの仕組み化
  • ウェビナー・オンラインセミナー
  • セミナー
  • チラシ
  • 交通広告
  • ラジオ

もしも、いま集客方法を変えたい・今までと異なる結果を出したいと思っているのであれば、WEB広告へ踏み出すことをおすすめします。

インターネット検索を通して弁護士の比較が行われるようになったことからも、まずは検索結果上に表示されるポータルサイトなどを利用すると良いかもしれません。
開業直後から安定した問い合わせを確保しながら、ホームページのSEOを中長期で育てていく。この順番を外さないことが、集客投資を無駄にしない基本です。

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弁護士の集客術6選
分野別トークスクリプト 〜電話受付編〜
この記事の調査・編集者
アシロ編集部
本記事は法律相談ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。※法律相談ナビに掲載される記事は、必ずしも弁護士が執筆したものではありません。本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。